
こんにちは、女子プロゴルファー通信のNatsukiです。 原英莉花選手は、国内ツアーで5勝を挙げ、2025年のエプソン・ツアーを経て2026年に米国LPGAツアーへ加入したプロゴルファーです。日本女子オープンを2度制した実績があり、国内で勝ち星を重ねたあと、米国で次の舞台への出場資格をつかみました。
名前は「はら・えりか」。173cmの長身や伸びやかなスイングで覚えた方もいるかもしれませんが、優勝した試合を振り返ると、飛距離だけでは説明しきれない判断も見えてきます。
ここでは2026年9月13日を確認日として、公式プロフィール、国内の主な優勝、米ツアーへの歩みをまとめています。まずは、原選手を知る入口になる情報からどうぞ。
原英莉花のプロフィールと国内での実績

経歴を見るときは、日本でプロになった年と、米国ツアーへ加入した年を分けると分かりやすくなります。主な節目は次の通りです。
| 項目 | プロフィール・経歴 |
|---|---|
| 生年月日・年齢 | 1999年2月15日生まれ、27歳(2026年9月13日時点) |
| 身長・出身地 | 173cm、神奈川県 |
| 出身高校 | 湘南学院高校 |
| 所属 | NIPPON EXPRESSホールディングス |
| 日本でのプロ入り | 2018年プロテスト合格、同年7月28日入会の90期生 |
| 国内の主な実績 | ツアー5勝。そのうち国内メジャー3勝 |
| 米国での歩み | 2025年エプソン・ツアーで1勝、総合5位。2026年LPGAツアー加入 |
年齢・身長・出身地と現在の所属
所属先の原英莉花選手応援ページには、1999年2月15日生まれ、身長173cm、神奈川県出身、湘南学院高校出身と掲載されています。生年月日から数えると、確認日の2026年9月13日時点で27歳です。
所属はNIPPON EXPRESSホールディングス。プロフィールと一緒に、国内大会やエプソン・ツアーの戦績も紹介されています。基本情報を調べたいときと、経歴を年ごとに追いたいときの両方で使えるページです。
また、JLPGAの2018年度プロテスト合格者資料では、出身地を神奈川県横浜市と記載しています。同資料にある「フリー」という所属欄は当時のものなので、現在の所属は上記の所属先ページで確認すると時間の取り違えを避けられます。
2018年のプロテストから翌年の初優勝へ
原選手は2018年の最終プロテストに、通算11アンダー、合計277の10位タイで合格しました。JLPGAの合格者資料によると、最終プロテストの受験は2回目。ゴルフを始めたのは10歳からで、師弟関係の欄には尾崎将司さんの名前があります。
合格時に掲げていたのは、勝利を積み重ね、強く愛される選手になるという目標でした。これは2018年当時の本人の言葉として読むと、その後の歩みとつながります。
翌2019年6月2日、リゾートトラストレディスで国内レギュラーツアー初優勝。JLPGAの大会記事によると、通算14アンダーでペソンウ選手と並び、プレーオフ2ホール目のバーディーで決着しました。
プロテストの合格と、レギュラーツアーの初優勝には、それぞれ別の日付があります。2018年はプロとしての節目、2019年は国内ツアーで初めて勝った年、と分けて覚えると経歴がすっきりします。
国内ツアー5勝とメジャー3勝の内訳
国内ツアー5勝を大会名で並べると、次の表になります。2019年から2023年までの優勝を、JLPGAの各大会記事と所属先の発表で照合しました。
| 年 | 優勝大会 | 大会通算 | 区分 |
|---|---|---|---|
| 2019年 | リゾートトラストレディス | 14アンダー、プレーオフで優勝 | 国内ツアー |
| 2020年 | 日本女子オープン | 16アンダー | 国内メジャー |
| 2020年 | JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ | 10アンダー | 国内メジャー |
| 2021年 | 大王製紙エリエールレディスオープン | 17アンダー | 国内ツアー |
| 2023年 | 日本女子オープン | 15アンダー | 国内メジャー |
国内メジャー3勝は、国内ツアー5勝に含まれます。「5勝にメジャー3勝を足して8勝」と数えるわけではありません。日本女子オープンの2勝と、リコーカップの1勝が、その3勝です。
2020年10月4日の日本女子オープンは、2位に4打差をつけた国内メジャー初優勝でした。同年11月29日のリコーカップでは初日から首位を守り、2打差で優勝。さらに2023年10月1日の日本女子オープンで、国内5勝目、国内メジャー3勝目に到達しています。
一つの大会で好成績を出すだけでなく、異なる年にも大きなタイトルを取っているところが、この経歴の見どころです。2020年と2023年の日本女子オープンは開催コースも条件も異なるため、通算スコアの大小だけで優勝の価値を比べる必要はありません。
勝利だけでなく波も見つめた自己評価
原選手の言葉で印象に残るのが、国内メジャーを2つ勝った2020年の自己評価です。同年11月29日のJLPGAの記事では、その年を81点としています。大きな大会での2勝を喜びつつ、予選落ちや調子の波を差し引いて考えたという説明でした。
2勝を挙げた年でも、勝てた試合だけで評価を終えない。私は、この数字の見方が気になりました。良い結果が出た日と、安定して力を出せたかどうかを、別の軸で振り返っているからです。
リコーカップの最終日は72で回り、通算10アンダーで優勝しています。毎日大きくスコアを伸ばしたわけではなく、最終日はイーブンパーでまとめてタイトルを守った試合でした。
81点は本人による2020年の振り返りであり、現在の実力を表す点数ではありません。それでも、原選手が当時、優勝とシーズン全体の安定感をどう受け止めていたかが伝わる言葉です。
攻めるために狙いを変えた17番
2021年11月21日の大王製紙エリエールレディスでは、17番パー5のイーグルが勝利につながりました。JLPGAの当日記事にある本人の振り返りでは、残り214ヤードの第2打で、ピンを直接狙う考えからグリーン中央狙いへ切り替えています。きっかけはキャディーの助言でした。
7番ウッドで打ったボールはピン右8メートルへ。そこからイーグルパットを沈め、通算17アンダー、3打差で国内4勝目を挙げました。
私が面白いと感じるのは、豪快なイーグルの前に、狙いを修正する場面があったことです。積極的にプレーすることと、毎回ピンだけを狙うことは同じではない。この一打には、その違いが表れています。
アマチュアが持ち帰れるのも、214ヤードを同じ番手で打つことより、打つ前に狙いを選び直す視点だと思います。結果が良かったかに加えて、「どこを狙うと決めたか」を残すと、自分の一打も振り返りやすくなります。これは当時の場面から考えた応用で、原選手の練習メニューを紹介するものではありません。
原英莉花の米ツアー挑戦と成績の見方

原選手の米国での歩みは、2025年のエプソン・ツアーと、2026年のLPGAツアーに分かれます。国内での実績を持つ選手が、米国では出場資格を獲得する段階から進んだ点が大切です。
エプソン初優勝は最終日64の逆転
2025年8月17日(現地時間)、原選手はワイルドホース・レディース・ゴルフクラシックでエプソン・ツアー初優勝を挙げました。所属先が8月21日に発表した大会結果では、最終日を首位と1打差の3位からスタートしたと紹介されています。
最終ラウンドは10バーディー、2ボギーの64。大会通算18アンダーまで伸ばし、後続に3打差をつける逆転優勝でした。
64は最終日1ラウンドのスコア、18アンダーは大会全体の通算です。また「1打差3位」は最終日のスタート時点で、「3打差の優勝」は終了時点。同じ記事の中にも、異なる時点の数字があります。
この優勝は同年8度目のトップ10入りでもありました。初優勝の一試合だけでなく、その前から上位で戦ってきた積み重ねがあったことも、米国での経歴を知る手がかりになります。
年間5位でつかんだ2026年の出場資格
2025年のエプソン・ツアーは、1勝を含む総合5位で終了しました。所属先の応援ページは、この成績で2026年のLPGAツアー参加資格を獲得したと伝えています。
一方、8月の初優勝直後の発表では、ポイントランキングは3位でした。3位と5位が並んでいても誤記と決めつける必要はありません。前者は大会直後、後者はシーズン終了時で、集計するタイミングが異なります。
流れを短くつなぐと、「2025年にエプソンで戦う→同年8月に初優勝→年間総合5位→2026年にLPGA加入」です。日本でのプロ入りからは年月が経っていますが、米国LPGAの加入年は2026年となります。
この年表は原選手が実際にたどった道です。別の年度に挑戦する選手の資格条件を調べる場合は、その年度のツアー規定を読む必要があります。
最新成績は大会別の結果から確認

現在の成績を追う入口は、LPGA公式のErika Hara選手ページです。2026年に初加入したことが記載され、Results、Stats、News & Videoへ進めます。
大会ごとの結果を知りたいときはResults、期間を通じた指標を見たいときはStats、試合の場面や発言を知りたいときはNews & Video、と目的で選ぶと迷いにくくなります。
- 選手名がErika Haraであることと、表示年度を確認する
- 知りたい大会名を選び、ラウンド別のスコアと大会通算を見る
- 開催中の速報なら、途中順位か最終結果かを確かめる
- 次戦については、大会の出場選手一覧や組み合わせで確認する
2026年9月13日に確認した同ページでは、LPGAの勝利欄は0と表示されていました。これは米国LPGAツアーの記録です。国内5勝やエプソンでの1勝が消えたわけではなく、集計対象が違います。
大会結果や勝利数は更新されるので、後日読む際は公式ページの表示も確かめてください。特に出場予定は、ツアー参加資格と個別の大会への出場を分けて見ると、予定を立てやすくなります。
原英莉花についてよくある質問
日本で長く活躍しているのに、2026年は新人なのですか?
米国LPGAへの初加入年が2026年という意味です。日本では2018年にプロテストへ合格しており、プロとしての競技経験全体が2026年から始まったわけではありません。
国内5勝とメジャー3勝を足して8勝ですか?
3勝は5勝の内数です。国内5勝のうち、日本女子オープン2勝とリコーカップ1勝が国内メジャーに当たります。勝利数を見るときは、別集計か内数かを確認すると二重に数えずに済みます。
エプソンでの優勝は米国LPGAツアーの優勝にも数えますか?
ツアーが別なので、そのまま加算しません。原選手の2025年ワイルドホースでの優勝はエプソン・ツアーの記録として扱い、LPGAの勝利欄とは分けて読みます。
ツアー参加資格があれば、毎週の大会に出場しますか?
資格を持つことと、個々の大会に実際に出場することは別です。観戦や視聴の予定を立てる際は、その大会の出場選手一覧や組み合わせに原選手の名前があるかを確認してください。
過去のプロフィールにある「フリー」は、今の所属ですか?
2018年度プロテスト合格者資料の表記は当時の情報です。2026年9月13日に確認した所属先はNIPPON EXPRESSホールディングスで、資料を読む際は掲載された年も一緒に見る必要があります。
原英莉花は国内の実績を携えて米ツアーへ
原英莉花選手は2018年にプロテストへ合格し、2019年の国内初優勝から国内ツアー5勝、うちメジャー3勝を積み上げました。2025年にはエプソン・ツアーで初優勝と年間総合5位を記録し、2026年に米国LPGAツアーへ加入しています。
経歴を知ったうえで試合を見ると、注目したいのは飛ばす一打だけではなくなります。大きな勝利があっても安定感を問い直す言葉や、攻める場面で狙いを修正した判断。その一つひとつも、原選手のゴルフを楽しむ手がかりです。


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