稲見萌寧はどうした?不調の経緯と国内復帰後の現在地を確認

コースとアイアンを描いた近況記事のイメージイラスト

こんにちは、女子プロゴルファー通信のNatsukiです。 稲見萌寧選手の名前を上位で見かける機会が減り、どうしたのか気になっている方もいると思います。米ツアーを主戦場にした2024年を経て、2025年には日本ツアーへ戻りました。その一方で、本人は得意だったアイアンの感覚を取り戻す難しさを話しています。

以前の強さを知っていると、順位だけでは受け止めきれないですよね。2023年にも不調から優勝へつながった時期があり、2025年にはまた別の悩みを説明していました。何が起きたのかを、当時の言葉と現在の出場記録からたどります。

近況を知るための主な出来事

時期 確認できる内容
2023年 スイング調整を重ね、秋のTOTOジャパンクラシックで優勝
2024年 米国女子ツアーを拠点に参戦
2025年 日本ツアーへ復帰。8月にはアイアンの悩みを説明
2026年10月 日本女子オープンに出場。2日間153で予選落ち
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稲見萌寧はどうした?国内復帰までの経緯

2023年の優勝から2025年の国内復帰までを整理した図解

最近の稲見選手を知るときは、国内で苦戦した時期と、主戦場を海外へ移した時期を押さえると、名前を見かける機会が変わった背景も分かります。

2024年は米国、2025年に日本へ復帰

マネジメント会社クロス・ビーの選手紹介は、稲見選手が2024年に海外ツアーを拠点として経験を重ね、2025年に日本ツアーへ復帰したと説明しています。日本の試合で見かけない期間の一部には、こうした競技の舞台の変更がありました。

きっかけとなったのは、2023年のTOTOジャパンクラシックでの優勝です。この大会は日米両ツアーの大会で、優勝によって翌年の米ツアー出場権を得ました。国内の大会を追っているだけでは、海外で活動していた一年が見えにくくなります。

海外へ移ったことと、思うような成績が出ないことは、別の話です。国内に戻れば自動的に以前の状態へ戻るというわけでもありません。2025年の本人の説明を読むと、主戦場の変更に加えて、ショットの調整が続いていたことが分かります。

2023年にもスイング調整で苦しんだ

2023年の苦戦とスイング調整、毎年の優勝目標を示す図解

不調の話は、米ツアー参戦後に初めて出てきたものではありません。2023年11月5日のJLPGA記事は、同年4月から6月半ばの9試合で予選通過が2回だったことを伝えています。

記事では、度重なるスイング改造と当時の体調不良が、思うようなゴルフをできなかった要因として挙げられています。同年だけで4度スイングを変えたという説明もありました。この記述は2023年の経過です。

稲見選手は、2019年の初優勝から毎年勝つことを目標としていたと話しています。2023年の優勝後には、その目標を達成できた安心感を語りました。外から見える「通算13勝目」という数字の裏に、本人にとっては毎年積み重ねたい一勝があったのですね。

毎年勝つという目標を知ると、苦戦していた時期の重みも伝わります。ただ、過去の体調の説明を、現在の不調の診断へそのまま当てはめることはできません。今の状態は、その時点の本人の言葉や成績から読みたいところです。

TOTOではアイアンが再び得点につながった

2023年の秋には、調整が結果につながった具体的な場面もありました。TOTOジャパンクラシック初日のJLPGA記事によると、稲見選手は64で回り、18ホールで一度もグリーンを外しませんでした。

13番パー3では6番アイアンでピン左1メートル、14番パー4では7番アイアンの2打目をピン右50センチへ運んでいます。「アイアンが良かった」を、実際の番手と距離で思い浮かべられる場面です。

本人は、スイング中に回りすぎていた下半身を抑える意識について説明しています。また、記事にはピン位置の条件も記されており、動きの修正だけで一日の好スコアを説明してはいません。

私が気になるのは、グリーンに乗ったかだけでなく、得意なアイアンでバーディーを狙える位置へ運べたことです。順位が上がったという結果の手前に、何ができるようになったのかが見える。復調を読むうえでも、この具体性は大切だと感じます。

稲見萌寧はどうした?本人の悩みと現在地

2025年の本人の説明と2026年の出場記録を区別する図解

国内復帰後の本人は、得意なショットの感覚を探していることを説明していました。ここからは2025年の取材と、2026年10月7日に確認した記録を分けて見ます。

2025年8月に語ったアイアンの悩み

2025年8月22日のCATレディース初日、稲見選手は81で回りました。日刊スポーツの取材では、最近はドライバーが曲がっていなかった一方、アイアンでグリーンに乗せられていなかったと説明しています。

さらに修正を試すと、その日はドライバーも曲がり、全体がかみ合わなかったという話でした。良かったときの動きや意識を再現しようとしても同じようにできず、以前の感覚を求めるか、作り直すかも迷っていたと伝えられています。

この言葉から分かるのは、単に飛ばない、パットが入らないという一項目の悩みではなかったことです。得意だったアイアンと、ほかのショットをどうかみ合わせるか。その調整の難しさを、本人が具体的に語っています。

前週までには3週間、試合への出場を控え、トレーナーと体づくりに取り組んだとも説明しました。体に関する問題は改善してきたと話しており、休養の話とショットの感覚の話も、同じ進み方ではなかったことがうかがえます。ここで病名や現在の健康状態を補う材料はありません。

2026年10月も大会への出場が続く

GDOの大会別記録には、2026年10月1〜4日の日本女子オープンへの出場が掲載されています。稲見選手は第1ラウンド74、第2ラウンド79、合計153、通算13オーバーで予選落ちでした。

この数字から確認できるのは、その大会の結果です。2025年8月に話した調整が、その後どう変わったかまで、スコアだけで答えることはできません。記録を読むときは、当時の本人発言を新しい出来事の説明に置き換えないようにしたいですね。

一方、クロス・ビーの紹介には2025年秋の富士通レディース6位タイ、マスターズGCレディース7位タイ、伊藤園レディース8位タイも掲載されています。苦戦を説明した時期の後にも上位に入った大会がありました。2025年の成績と2026年の成績は別に示す必要がありますが、長い期間を「ずっと同じ不調」とまとめると、こうした変化が落ちてしまいます。

順位の先で見たいショットへの信頼

復調の時期を予想するより、本人がどのショットに手応えを感じ、試合でどう使えたのかに注目したいです。過去の分かりやすい例が、2023年TOTO最終日の17番パー5でした。

JLPGAの記事では、残り197ヤードで3番ユーティリティーと4番ユーティリティーを比較し、風やライを踏まえて3番を選んだと紹介されています。ショットへの自信があり、大きいクラブで距離を調整する判断をしたという本人の説明でした。その2打目からバーディーにつなげています。

単に「攻めた」ではなく、どの条件で、なぜその番手だったのかが分かる。この場面には惹かれます。良いショットを打てる感覚が、具体的なコース上の選択につながっていたからです。

今後の取材でも、こうした本人の課題と判断が聞ければ、成績表と合わせて状態を読みやすくなります。私たちが外から見るなら、一日の順位だけで結論を急がず、グリーンを捉えた数、チャンスについた場面、本人の振り返りを同じ大会で確かめると、プレーの中身に近づけそうです。

稲見萌寧の近況についてよくある質問

2023年の優勝は日本と米国の別々の2勝ですか?

TOTOジャパンクラシックは日米両ツアーの大会です。一つの大会での優勝が両方のツアー記録に関わるため、別々の2大会で勝ったという意味ではありません。

2023年に試した下半身の意識をまねしてもよいですか?

本人の当時の課題に対する調整です。自分のスイングに同じ課題があるかは別なので、その動きだけを一般的な改善方法として取り入れるより、動画や指導で自分の状態を確かめるほうが判断しやすくなります。

予選落ちのスコアからアイアンの原因まで分かりますか?

合計スコアは結果を示しますが、ショットごとの原因までは示しません。大会ごとのスタッツと、その時点での本人の説明があれば、どこで打数が増えたかを詳しく読めます。

過去の選手紹介にある今季という表現はいつを指しますか?

その記事が発表された年や大会の時点を指します。たとえば2023年11月のTOTO記事の「今季」は2023年であり、現在のシーズンへ置き換えて読みません。

稲見萌寧はどうした?経緯を知って次の試合へ

稲見萌寧選手は2024年の米ツアー参戦を経て、2025年に国内へ復帰しました。2023年の調整と優勝、2025年に語ったアイアンの悩み、2026年10月の出場記録をたどると、時期ごとに違う状況が見えてきます。

得意なショットだからこそ、感覚を取り戻す難しさも本人の言葉に表れていました。次に注目したいのは、順位に加えて、どんな球を打ち、どんな判断へつなげられたのか。具体的な手応えが聞ける場面を、試合の記録と一緒に追っていきたいです。

 

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